猫の話の続き

去年の夏に拾われてきた雄の白猫(シロ)は、いまや10kgを超えていまも成長中。

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いままで他の猫を受け入れることなく喧嘩ばかりしかけていた雌の三毛猫(たま)は、最初の一か月くらいまでは攻撃をしかけていたが、動じない図体のでかいシロに敵うはずもなく、次第に仲良くなっていきました。いまではすっかり仲良しです。

ただ雌の習性なのか、たまの性格は意地悪できつい。シロが寝ているベッドに自分が後から入る時は、シロを舐めたりしてお世辞を使うのだが、シロが後から来ると猫パンチをしたりして邪魔する。持って産まれたもので可哀そうなのだが、たまの性格は良くないのだ。

そんな時のたまを妻は怒る。「あんたなんか死んじゃえばいい」なんて言いのける。そこまで言うか。怒ったところで猫の性格が治るはずもなく、仕方ないと思うのだが。ひょっとしたら俺への愚痴を猫に向けているのか、いやもしかしたら俺に向かって言ってる言葉なのかと勘ぐってしまうが、怖くて聞けない。

妻に関して、こんなこともあった。
美味しいランチの店を聞かれ、会社の近くの飲み屋のランチを紹介したら、その日早速行った。「美味しかった」と電話があった。さすが食べ物に関しては行動が早い。

夜、その店のお母さんの話をする。

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「ならもう行かない。性格の悪い人の店には行きたくない」
美味しくても店主の人柄が大切なのだそうだ。気分が悪くなることを極力避けたいのでしょう。

元々妻は性格の悪い人間をものすごく嫌う。自分に関係ない政治家やタレントでも性格で判断する。おそらくいろんな人間を見てきて、彼女なりに辿り着いた答えが性格の善し悪しなのだと思う。自分はというと、嫌われないようにしようと心掛けてるつもりだ。

ちなみにエゴグラムという性格診断がある。
http://www.egogram-f.jp/seikaku/
これは精神療法にも使う医学的な診断方法らしいのだが、自分はオールBだった。診断結果は、誰にでも合わせることのできるタイプだそうです。オールBで辛うじて良かった・・・。

この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。