言葉攻めが苦手な風俗嬢に送ったメッセージ

風俗で働く女性からAV出演の応募があり面接しました。その娘が、お客様への接客で言葉攻めが苦手と言っていたので、頭を絞ってアドバイスをしました。

ある程度決まったセリフは持つべきだし、どなたもすでに持ってると思います。「おっぱい好きなの?」「こんなに硬くしちゃって」「挟んでほしい?」など流れに沿った定型的なセリフです。でもそれだけしかないと、またどのお客様に対しても毎回同じセリフだと飽きられてしまうかもしれません。プレイになると言葉が出てこない。これはどうしてなんでしょう。

お客様と普通に会話してるときと、プレイになったときのマインドは違うし、変えるべきです。プレイとは演じることです。演技といってもいいと思います。
演技でなにを喋るのか。喋りやすいのは、お客様に向き合い感じていることをそのまま喋ることです。つまり会話するのです。マインドを変えろと言いながら会話しろとは矛盾していますが、プレイのなかで演技として会話するということです。相手と会話するだけなのですが、普段は言わないようなことも含めて、一歩踏み込んだ会話です。
例えば
・わざわざ遠方から私に会いに来たの。本当におっぱい好きなんだね。新幹線の中から硬くしてたの?
・今までなにも喋らなかったのに、もうこんなに大きくして
・なにを考えてるかわからない顔して、こんな声を出すんだ
・大きな声出すんだね。外の人に聞こえちゃうね。変態だね
・何日間溜めてたの。そんなに溜めてたんだ。今日を楽しみに溜めてたんだ。可愛い

マイナスと思われることをあえて入れても、演技(プレイ=虚構)なので気分を害す人はいません。逆に自分をいじらることが嬉しいはずです。否定はいけませんが、いじるくらいなら大丈夫です。最後は認めてあげましょう。風俗における性的な関係とは、ある意味擬似的な男女の関係になることです。ある程度、その人のなかに踏み込んでいって良いのではないでしょうか。それぞれのお客様に向き合うことで、演技(プレイ)が生々しくなり濃密になると思います。自分のなかに芽生える感情を演技として出すので、毎回同じセリフからも開放されます。

いかがでしょうか。お客様で試行錯誤をしながら、ご自分のプレイがより広がりますように。

このようなアドバイスをしました。後日再会したときに「役に立ちました?」と尋ねたら、「そんなに変わってない」と言われました。役に立たないアドバイスだったかもしれません笑
あまり参考にしないようにお願いします。

この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。

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