ご無沙汰しています

すごく久しぶりの日記です。あまりに久しぶりなので再開するときは、すごく言いたいことが出てきた時になるんだろうな、と思ってました。でも実際は、新作の宣伝になりました(笑。

爆乳とホテルにしけ込んでモミモミ 露出わがまま3PイキまくりSEX中毒 松崎なな

監督になって30年になりますが、自分のAV監督としての資質には二つの要素があると思っています。元々巨乳爆乳好きということもあり、一つは巨乳フェチです。現在のGASはそれで成り立っています。そしてもう一つは、ドキュメントです。AV監督になって20年間はずっとドキュメント路線を突っ走ってきました。不思議なのですが、作品の中にその二つが融合することはあまりなく、ドキュメントと巨乳を撮る時ではまったく思考が変わるのです。

巨乳爆乳を撮る時の思考は、工芸品を作る職人みたいなものです。衣装やメイクに気をつけ、おっぱいの見せ方に注意を払います。おっぱいや肢体を魅力的に描くことがテーマになります。

一方ドキュメントの時は、映画志向が強いこともあり、ストーリーの面白さと、「女」としてのキャラや女優の内面を意識します。その女の魅力を引き出すことに、です。

自分の頭の中ではその二つは別物で、融合しようとしたことはあまりなかったのですが、なぜか今回はドキュメントから発想してみようと思い立ちました。いまならフェチの要素も組み込める余裕が自分にあり、また女優が松崎ななちゃんだからというのもありました。AV女優として成長著しい彼女だから、ドキュメントの要素を強く打ち出しても、爆乳フェチ作品として失敗しないのではないかと思ったのです。

本作は3つのパートに分かれます。どれも彼女の「女」の魅力に溢れていますが、特に「ワガママ3P」は面白くなったと思います。ななちゃんが男二人を翻弄するワガママぶりを発揮します。「こっちのチンコの方が大きい」「いまはこのチンコだけで充分」など、笑えるアドリブが多々出てきます。「わたし、実は大きいタマタマが好きなの」と女性側のフェチも飛び出してきます。女が愉しむ3Pになりました。やはり面白いAVがいいでしょう。ドキュメントを強く打ち出したこのような作品は、作品の幅を広げる意味でも今後増やしていこうと思います。

この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。