七草ちとせさんは天才!

7ヶ月ぶりのブログです。
新しいシリーズを立ち上げます。「狭い廊下でボインちゃんとすれ違う」というシリーズになります。

それがどうしたの?という思う方は、まずコンセプト動画をご覧下さい。

狭い廊下でボインちゃんとすれ違う 七草ちとせ

巨乳の女の子と男がギリギリ狭い所をすれ違います。お互いの身体は密着し、胸がじゃまして簡単にすれ違えません。長いような短いようなすれ違う一瞬の間で、男も女もエロい気分になります。ようやくすれ違ったら、あとはもう・・・

この企画はずいぶん長い間、頭にありました。しかしうまく出来るかわかりませんでした。そもそも舞台になる狭い廊下のスタジオがあるのか?見たことも聞いたこともない。どう実現したらいいのか。

七草ちとせさんを撮ることになり、企画を考えてたところ、「狭い廊下」を思い出しました。この企画を立ち上げるのに、七草さんはうってつけかもしれない。この機会を逃したら、この企画は実現できないかもしれないと思うようになりました。長い廊下のあるスタジオは見つけました。おそらく備品で狭く見せられるだろう。

しかし、本当にうまくいくだろうか。正直自信が持てなかった。
「狭い廊下」をやることに決めたのは、やらないで後悔するよりはいいと思ったからでした。

狭い廊下で、自分の胸を押し付けたり、逆に触られたりしながらすれ違う。痴漢に似ていますが、男女とも不可抗力という状況が違います。狭いので触れ合うのをお互いが許し合わざるを得ません。少しだけですが言葉を交わすコミュニケーションもあります。また電車と違いプライベートな場所です。 おっぱいやお尻を触ろうとしなくても(本当は触りたいのがバレずに)触れてしまう。女性も同じ。筋肉や勃起したチンコを何気に触れることができてしまう。これだけでヤリたくなる理由はお分かりになるでしょう。すれ違いが一種の前戯のような役割を果たすことになります。

撮影現場では、すれ違いシーンは面白くゲラゲラ笑いながらモニターを見ていました。滑稽だったからです。エロくて、コミカルで、セックスに至る心情がすごくわかりやすい。

この企画は、絡みに至るまでのセリフがあまりありません。狭い廊下のすれ違いを見せるだけで、セリフで説明する必要がないからです。そういう意味でとてもシンプルな作品になりました。

うまくいったかどうかは皆様の判断に委ねますが、七草ちとせさんは天才だと思いました。自分の役割をきっちり理解し膨らませてくれました。僕の不安は七草さんに完全に吹き飛ばしてもらえました。

また作品に奥行きを持たせてくれた撮影さんの技術と、編集さんには大いに感謝しています。僕が大好きな作品が出来上が
りました。

この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。