朝定食

牛丼屋で朝定食を食べる。自分は肉はなるべく食べない主義なので、納豆定食だ。朝はこれに限る。
しかし食べた後で必ず後悔する。「うまくない!」
なにがまずいのかというとご飯(お米)なのだ。味がせず、食べた後の満足感がない。おそらく古米なのでしょう。

古米であろうと食べ物を粗末にしないのは良いことです。また地球にはろくに食べ物もない人たちがたくさんいるのは承知しています。『ダーウィンの悪夢』というドキュメンタリー映画ではわずかな食べ物を巡って殺し合いの現実を見せつけられました。タンザニアというアフリカの一国のドキュメントなのですが、日本やヨーロッパの食卓にも上がる魚(鱸)が紛争・格差の発端になっているという告発の映画でした。

世界では環境破壊や温暖化がすすみ食料確保に国をあげています。日本では食料自給率をどう上げるかが国家事業となるでしょう。

しかしです、それにしても自分はあのご飯はいやです。
主食というくらいだから、日本人にはお米は重要な食べ物です。自分さえ食べなきゃいいのですね。

この歳になると、美味しいご飯と漬け物、味噌汁だけで充分になってきます。おかずなんか要りません。そのかわり本当に美味しいご飯じゃないといけません。


時々こんな店ができないかなと思います。美味しいご飯と漬け物、味噌汁を出すファーストフード店。その三点セットで800円くらい。お代わり自由。40代以上の顧客を見込む、落ち着いた店。そんな店があったらしょっちゅう行くんだけどなあ。食べ物で苦労している人たちには本当に申し訳ないけど。

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この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。