最近の撮影

イメージビデオ

ちょっと前の撮影になるが、現役中学生や高校生のイメージビデオを撮った。未成年だから裸や下着はなく、水着とか体操服で一般作となる。イメージビデオなんて10年以上やっていなかった。

プロデューサーからの提案は「海辺でスローで走ったり、ベッドでダラダラしているような当たり前の内容ではなく、女の子そのものを撮ってほしい。例えば打ち合わせなんかも取り込む勢いで。」と嬉しくなることを言ってくれます。表面的ではなく内面を撮れるのですから。

撮影で初めて会う女の子(特に中学生)は子供で、私は戸惑ってしまうばかり。自分のペースで撮影しているとマネージャー(♀)がすごい顔で怒り出す。「この子は未成年なの。これじゃ健康的じゃないでしょ」 単にパジャマでベッドに寝かせてインタビューしていただけだ。別に不健康と思っていないが、100歩譲って健康的でないとしてもだ、それが何故いけないのか。お客さんは健康的じゃないから見たいのです。私がAV監督で麻痺しているならまだしも、そんな撮影ではなかった。

ロリ業界の自主規制のルールは何かおかしい。部屋を暗くしてはいけないとか、ブルマーならいいがパジャマでの体操はダメとか。世間の風当たりも強いし、そんなに捕まるのが恐いならやらなきゃいい。儲かるからやってるんでしょ。そこで常識ぶるなよ、ロリやってるのなら。

爆乳新作

二ヶ月で三人の爆乳の新人を発掘、撮影した。女の子のことは日記ページで詳しく書きますので、ここでは爆乳を撮影することの意外な大変さをお話します。

まずウチの事務所には巨乳マニアがいない。せっかく新人爆乳を発掘しても「また見つけてきたよ」風な他人事で、有り難さがない。撮影の準備でも興味がないから、詳しく伝えないといけない。ブラのサイズ・色・種類・数など。確かに撮影としてはドキュメントの方が遙かに面白い。ドラマがあるから。「爆乳」は監督の趣味みたいでもあり、入って行くことも出来ない。

撮影現場では頼りにしているカメラマンでさえ、胸より顔が中心になる。私としては“胸の表情”を撮ってほしいと思っているのに、胸に表情があるの?なんて感じ。もう一つ一つ手取り足取り伝えなければならないのです。何事も簡単ではないのです。

この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。