詐欺師という職業?があります。生まれつき人を騙すことに快感を覚える人たちです。生産性ある仕事にはまったく興味がわきません。人を騙して金品を得ることで自らのアイデンティティを感じます。
ある会社の社長で二度も同じ詐欺師に騙された人がいます。1億円以上の損害だったといいます。なぜ二度もと思うかもしれませんが、相手はプロなのです。あまりにも上手いので詐欺と気づかないのでしょう。しばらく時間が経ち、ようやくそれを詐欺と知ることになります。
プロの詐欺師に親戚の叔母さんがひっかかりました。老人を相手にした詐欺でした。血液検査をしてあげると呼び出し、病気の心配をさせ、高額な医療サービスを契約させたのです。叔母さんはそれだけに終わらずに、ありもしない中国の不動産契約までしてしまったのです。叔母さんはもう70歳を越えたお婆さんです。親戚の家族は泣くに泣けない日々を送っています。
彼らは警察に捕まることもあります。刑期を終えて出てきても、また同じことをするのです。職業を変えることはしません。詐欺師は死ぬまで詐欺師を続けるのです。手口には個性があるそうで、事件が報道されると、詐欺師仲間は「ああ、あいつの仕業だ」とわかるそうです。
34歳の結婚詐欺女が話題になっています。この女は次々殺してしまうのだから詐欺というより連続殺人。もう何人殺したのでしょう。稀代の悪です。週刊誌には顔写真と名前が出ていましたが、太った老け顔の女。この女に騙され、殺される男たちの可哀想なこと。結婚相談所で高い料金支払って、出会った女に金騙し取られて、最後には殺されちゃうんだから。きちんと裁いてほしいものです。