みる夢

このところ見る夢はいつも同じだった。誰かに追われ、殺されそうになり逃げ惑う自分。または目的地に辿りつかない夢。楽しい夢なんかまったくみない。

経営者というのはそういうものだと自分に納得させていた。資金の心配をしたり、社員のことを考えたり、作る内容、女優のことなど、きりなく心配事が押し寄せる。

あまりに寝苦しい夜が続くので、せめて枕でも変えてみようと思った。

その夜から、悪夢をみなくなった!なんだ、枕だったのか、もっと早く換えておけばよかった。殺されそうになる夢こそみなくなったが、目的地に辿りつかないようなものばかりで、楽しいのは相変わらずみない。

妻は夢をみないという。野菜と魚だけの食事制限をしている妻は「動物性のものを食べるからあなたは夢をみる」という。玄米と野菜中心の食事を提唱するマクロビオテックという長寿のための食生活法によると、動物性の食物は消化にかかるエネルギーが多い。そのため脳が寝ていない状態になり、浅い睡眠(レム睡眠)になって夢を見るそうだ。

マクロビオテックに関する個人の方々のブログ
http://macrobi.livedoor.biz/archives/50896617.html
http://ameblo.jp/menomale/entry-10179921792.html
wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF

マクロビオテックという食事療法は、そもそも桜沢如一氏が考案し、久司道夫氏が世界的に広めたものです。

どんな食事なのか簡単にいうと、田舎のおばあちゃんが作ってくれていたようなご飯です。玄米を中心にした贅沢ではない素食。今ではマドンナやトム・クルーズが実践し、リッツカールトンホテルが採用するなど、久司氏の著作はすべてアメリカのスミソニアン博物館に永久保存される権威が与えられている。

なぜ本家である日本で普及しないのか。それを認めると、コンビニ食・外食産業はすべてダメになってしまう。経済基盤が揺らいでしまうから、だと思う。そういう意味で、アメリカという国はちゃんとした理念を持った国家だと思うのです。

話が逸れた。
先日、出張で泊まった先のホテルで見た夢は久しぶりの楽しい夢だった。動物性も食べたのだが。これはなにを意味しているんだろう…

この記事を書いた人

A.T.のアバター A.T. 監督・プロデューサー

たかつき あきら 1982年中央大学文学部卒
宇宙企画の制作、ピンク映画の監督等を経て、制作会社4D(フォーディー)に入社し風俗情報AV等を制作。その後、共同経営でカンノン・シネマワークスを立ち上げリアルなエロを引き出す淫乱系ドキュメント派監督として知られる様になる。共同経営者が病気で倒れたため、シネマユニット・ガス(通称GAS)を設立。セルビデオ転換期に「爆乳」を主軸とした作品群をリリースし、爆乳系監督の第一人者となる。