By Akira Takatsuki

1、絶倫絶叫セックス
酒に酔った奥様・黒木瞳美。そこに村西とおる監督のいつもの挨拶が始まる。
「お待たせ致しました。お待たせしすぎたかもしれません」
監督の説明から、あまりの緊張に酒を飲んだということがわかる。もうかなり酒がまわっている。シュールな世界である。普通のAVではなさそうな雰囲気。そのまま脚を拡げさせ、バイブを取り出す・・・
男優が登場する。クンニをすると激しく感じ始める瞳美。指マンで大量の潮を吹きイク。その途端急に嫌がりだす。その嫌がり方は「恥ずかしいからやめて」程度のものじゃなく、本当に拒絶している様子。（カメラを回している）監督は、二人を止めない。大泣きする瞳美。レイプしているようにも見える。
また感じだす瞳美。「やめて！」と「いい・・・」が交互に出てくる。有無を言わさぬ男優はしっかり射精を決める。

2、黒人FUCK
酒が抜け、うって変わって凜とした瞳美。名家の奥さまという実感。そこに登場するのは黒人。黒人が登場することを知らなかった瞳美はびっくり。
キスをするとエロモードになる。巨大なチンポを舐め回す瞳美。挿入すると潮を吹きながら絶叫。すると再び拒絶感が出てくる。先ほどと同じように嫌がりながらも激しく感じている。頭では理解しているけど、肉体は素直に感情を表してしまう。その振り子の幅が大きい女性なのだ。村西監督はじっとカメラを回す。最後、黒人は彼女に射精して終わる。

3、メイキングドキュメント
名家の奥様であった黒木瞳美。その妻の座を棄てた背景が語られます。男優とのセックスを受け入れたり、拒絶したりする、その行ったり来たりする瞳美の気持ちの流れが伝わります。拒絶して大泣きする瞳美に一人じっと向かい合う村西監督の姿勢。うわべではなく本質を理解し受け入れる姿は、村西とおるという人物の魅力・大きさを感じさせます。そもそも瞳美はAVに出演するタイプの女性ではなかったかもしれません。最後、瞳美は自分を理解してくれる監督に感動して、大泣きします。結果として人間ドキュメントが撮れてしまいました。