「ザ・巨乳ボンテージ VOL.1」
(96/7/29)
(VCA 監督・高槻 彰)
「やったー!!」という感じです。ちはる7本目にしてようやくちはるを撮れました。
「巨乳ボンデージ・ヒロイン」(パラノイア)で性に臆病になってる彼女をいつか解放させてみせる(なんと大げさなテーマなんだろう、と自分でも思います)と書きましたが、
私も彼女もこの作品が今までのちはるの代表作となりました。
今回のテーマはタイトル通りボンテージです。最初、巨乳ボンテージのイメージを撮り、次にボンテージしながらバイブでいたずらをする、という撮影の準備をしていた時、彼女が小道具の張り型を見て騒いでいます。自分の股間にその張り型を当てて「やだー」とか言ってます。私が面
白がって彼女の股間の張り型をこすってみると、「何か変な感じ」だと。急遽、その張り型を次のシーンで使うことにしました。
彼女に張り型をつけたパンツをはかせ、男優がその張り型をフェラすると「感じる」というのです。まるで自分がフェラされているように。で、その張り型を今度は男優が付け、張り型SEXを。今まで自分に付いていたチンコでやられるのです。彼女はそれでイキました。撮影後、私が「本物のチンコが欲しくならなかった?」と聞くと「あの張り型が本物だと思っているから、そんなこと思わなかった」と。倒錯した人です。彼女の場合、SEXをストレートに迫ってはダメなんですね。
このシーンから彼女のノリはグッと良くなりました。次のボンテージでも、自らドデカイ
バイブを求めてきたり(今まではそんなこと一度もなかった)、少々きつい縛りでも楽しそうに演じきって満足そうでした。
撮影後、今日のノリの良さを訊ねたところ「巨乳ボンデージ・ヒロイン」のおとうさんの
撮影で目覚めたと。つまり、自ら撮影に参加していった方がいいんだ、ということに気づいたというのです。監督が言うから、そういう仕事だからというのではなく、自分で楽しんでいった方がいい作品ができることに気づいてくれました。これから彼女はもっともっと伸びると思います。
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