「あやしい人妻、」
(96/9/8,10/20,11/15)
(バズーカ 監督・高槻 彰)
今回の人妻は3人。
メディアステーションに自ら応募してきた39歳、佳代子夫人。なんとご主人の推薦付き。目的は好奇心らしい。プロの男優とSEXして妻がどうなるのか見てみたい、という。まずは、ご夫婦のお家におじゃまして二人にインタビュー。二人は別にスワップマニアでもなんでもなく、ご主人は奥さんが自慢のようで、他の人にも奥さんを見てもらいたいという仲のかなりいい夫婦。ごくたまにいます、こういう人。ご主人の前でオナニーしてもらう。(ご主人はここまで。スタジオにも誘ったのだが、想像していた方が興奮するとのこと)はあ、そうですかっていう感じで諦める。
スタジオでチョコボールと未来君という男優で3P。奥さんは昔ファッションモデルをしていただけあって美形なんだけど、アソコは臭かった。潮をビュンビュン吹くのはいいんだけど、匂いがプ〜ンとたちこめるのは正直言ってまいった。この奥さんのSEXは「ヤリに来た」だけあってホントにスケベ。思わずプロデューサー氏も乱交に加わってました。おそらく気になって仕方がないだろう旦那さんに電話でSEXの実況中継をしてあげました。(撮影後しばらくは旦那さんが興奮して、ヤリまくったんだろうな)
二人目は今回の中で一番の美人妻、堀江美保(28歳)。あまり遊んでいない真面目な人です。ビデオはやはり好奇心かららしく、「やってみたいことは、ナイトクルージングしながら星空の下で」と女の子みたいなことも云う。その願望を旦那に求めようとはせず、けど夫婦仲はいいという。そんな彼女に「主婦の大冒険」というテーマで迫る。彼女の考えたこともない場所でSEXしたり、おそらく会うことはないであろうタイプの人とSEXしてもらったり、という企画。
最初は公園の(障害者用)トイレ。彼女は全然ノッてない。聞くと「今までボランティアでこういうトイレを使ってたので、すごい抵抗がある」と。で、カーSEXに変更(やはりプロデューサーと)。次は、カップル喫茶潜入。そこではまずまず楽しんでました。最後はホストクラブでホストと。
「主婦の大冒険」は彼女の希望でも何でもなく、なかば強制でやらせたようなものなので何がなんだか分からないうちに終わってた、という感じでしょうか。この企画は彼女の意志より我々の下半身から出た発想でした。ご愁傷さまです。
最後は、「シロート人妻熟女まる秘クラブ」にも出たマキ改め倉田涼子。男優は平本君と大阪からこの為にわざわざ来る素人佐藤君の二人。最初は彼女の好きにさせます。彼女は平本君をかなり気に入ったようでいやらしく迫るが、ロリ系好きの平本は逆に萎えてしまう。(男ってそういう所ありますよね、女が積極的だと引いてしまうところが) おいしい思いをしたのが佐藤。「すぐ終わりますから」とあっさり入れてホントすぐ終わってました。次は彼女をMにして平本が命令する。彼女の一番嫌いなタイプの男(ハゲ中年のギラギラ系)のADの高瀬(この為に呼んだ)とSEXさせるのだ。
※高瀬を使うかどうかかなり迷いました。高瀬にやりたいか聞いても「今日はボクの出る幕じゃなさそう」とか云うし。でも、みんなで彼女をオモチャにした時に一番ノリまくってたのが高瀬だった。ちなみに、高瀬は自分の家(アパート)の隣のおばさんを以前強姦して逮捕された前科一犯でもあり、誰が見てもサイテーな面
構えをしたヤツ。
涼子は高瀬にフェラをしながら被虐のヒロインを演じ(その役へのハマリ方が面
白かった。何て私は可哀想な女なんだろう、という演劇性を勝手に作ってくれる)、最後は平本と飴としてのSEXを本気で楽しんでました。とにかく、彼女ははまりやすい人です。
今回の作品はおそらく寒々しい印象になるでしょう。私自身あまりノラなかったし、飽きがきてるのも事実です。かなり冷静に撮ってるので、バクシーシ山下監督のような作品がお好きな方でしたら逆に楽しめると思います。
一番いい思いをしたのがプロデューサー氏。好みのタイプをキャスティングし、やりたいようにやれるのですから。いい商売です。
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