「裏出血大制服12 高野らん」

(アトラス) 7/17,18


淫乱売りの高野らんをスタジオで普通に撮っても面白くないので、外に連れ出す。まず痴女になってもらう。プロの痴漢のオジサンたちに痴漢の洗礼をしてもらい、電車内の撮影に慣れてもらう。なんでもOKみたいな感じのらんちゃんではあるが、さすがに周囲の眼にあまり余裕はありませんでした。次はおじいちゃんをナンパ。今までは逆ナンというとノリのいい若いヤツを狙うと決まっていたが、私個人的にはもう撮り飽きた。道行く黒人を見かける度に「チョー、カッコイイ」と憧れるらんちゃんを、おじいちゃんたちで賑わうとげぬき地蔵に連れて行く。しかし、おじいちゃんたちに声を掛けても無視され続ける。カメラ慣れした(よくそこにはニュースの取材が来てる)おじいちゃんばかりで誰にも相手にされない(笑)。おじいちゃんに無視されるというのは正直堪えた。ようやくOKのおじいちゃん(といっても58歳)が見つかり、その自宅まで押しかける。女性に縁がなく結婚せずに今は狭いマンションに一人暮らし。オナニーの相手が夏樹陽子というのがどこか懐かしかった。勃起はすれども射精はせずのSEXが枯淡の境地だった。壁に「幸せになる×ヶ条」が貼ってあった。「健康であること。お金持ちになること。歌手デビューすること。美人と結婚すること・・・」

翌日は外人を集めて乱交。本当は黒人とHしてみたいという希望だったのだが、白人(アメリカ・カナダ・フランスの三人)しか見つからなかったのでした。初めは浮かない顔をしていたらんちゃんも事が始まると「日本人よりいい」なんて喜んでいる。彼女はSEXになるとホント生き生きする。SEXでコミュニケーションができる女の子なんである。話はずれるけど三人の男たちは国民性がよく出ていて面白かった。特にフランス人の自分勝手さ。アメリカとカナダ人は譲り合うのだが、フランス人は自分のことしか考えてない。我々はそんなフランス人にひいたのだが、彼女は「あの強引さがいいの。私がいつもしている乱交はあんな人ばかりだもん」 男と女は考えることはやはり違うんですね。

唯一の男優チョコとは人目を盗んで街角で立ちマンなど。特に客のいるビデオショップでは(撮影がもうバレバレだったけど)本気で感じてて猥褻だった。最後、カラオケで彼女は酔いもせず一曲も唄わなかったが、どこか醒めたところが気になった。酒はプライベートで楽しみたいのでしょう。それまでは気づかなかったけど最後になって彼女の頑固さ(キャラクター)に触れられた気がした。仕事とプライベートをキッチリ分けているからこそ、ここまで出来るんでしょう。


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