「となりのお姉さんはEカップ 舞田奈美」
2月26,27日 大吉
久しぶりの舞田奈美の撮影。去年一番気に入った女の子である。今回の撮影は私自身の近況を取り込みながら奈美ちゃんとの思い出を巡るというセンチメンタルな内容。「裏出血大制服」には描かれなかった事実の暴露あり、奈美ちゃんが好きだった男優の白状ありと奈美ちゃんファンは必見です。
ニアミス---奈美ちゃんの通っていた高校は私の実家の近くにあった。既にAV監督だった私と高校生の彼女とは駅の近くですれ違っていたかもしれない。その駅の付近から撮影はスタートする。高校時代の彼女とAV監督の私。私の実家の近くで撮影してたら、父死去の知らせが届く。医者からはもうダメと言われていたので、「とうとう来たか」という感じだった。父とは病院で別れの覚悟をして臨んだ撮影だったので仕事を続行する。撮影は「裏出血大制服」撮影後の打ち上げで、彼女を気に入った私が口説こうと「愛しのエリー」を彼女の本名に変えて唄った恥ずかしい思い出の再現。(翌日、首を吊って死にたくなった) 一日目の撮影は夕方に終わり、早速実家に戻る。父の遺体を見ながら因果な仕事だと実感する。
お通夜・告別式の日程の関係で二日目の撮影ができる状況になったので、撮影を続行する。二日目はカラミが中心。「裏出血大制服」で私が奈美ちゃんと二人きりで撮った指マン撮りを再現し(第二のニアミス)、ラストは彼女に私が迫る第三のニアミスとなってしまったドキュメント。奈美ちゃんはそろそろ引退を考えているそうで、加藤鷹とのカラミが終わったら涙を流しながら「気持ちの整理がついた」とAVギャルとしてのフィナーレの余韻に浸っていました。
撮影終了後にまた実家に戻る。ずっとついていてあげられなくて父には正直申し訳なく思う。SEXを撮っていたことは何とも思わなかったが、さっきまで奈美ちゃんを口説いていたことに「俺はなにをしてるんだろう」と一瞬思った。その後二晩、父と過ごしながら、息子としては失格だったけど、監督としてなるべく正直に自分を描こうとする私の仕事に対する姿勢を父は認めてくれるのではないか、と感じた。勝手な思い入れかもしれないけど。お通 夜・告別式が終わり、お粗末ながらも父をちゃんと送れたのではないかと実感する。お葬式には親戚 ・父の友人が大勢来てくれて、初めて葬式を楽しく感じた。清々しささえあった。
奈美ちゃんとはニアミスだけで、結局交わることはなかった。もう会うことはないでしょう。さよなら。Long GoodBy.