三ヶ月前に高校を卒業したばかりの18歳・森村りえちゃん。顔は可愛いけど、もろコギャル。私はコギャルタイプとキャバクラタイプが苦手なんですが、りえちゃんは現在キャバクラにも勤めているそうで(笑)、この前の尾崎美果 の悪夢がよぎりました。今回は無事に終わることが出来るか・・
高校時代に援助交際をしていたそうで、そのオヤジの見つけ方を実際にテレクラに電話して見せてもらう。りえちゃんのテレクラナンパはもう白黒ハッキリした話し方。情緒もなにもあったもんじゃない。援助してくれるのか、×万円払ってくれるのか、もうそれだけ。でも18歳という強みで二人も来てくれた。もちろん男たちはAV撮影中なんて知らない。待ち合わせ場所にカメラを持った私が出てくると男たちはあわてて逃げる。援助する側の男たちにインタビューをしようと思ったが応じてくれる男はいなかった。
「顔真っ赤にして逃げてんの、キャハハ」だって。彼女の豪快な(人を舐めきった)リアクションの方が面白かった。
そんな彼女ですから痛いこともあった。高校時代にナンパされて複数の男たちに輪姦されたことがあると。それを再現。友達役の女の子(AVギャル予備軍)がムチムチでイロッぽかった。思わずパンチラを撮ってしまったりして。カメラマン役(?)の私も男優たちと一緒に輪姦に加わる勢いで撮影してたら、監督はオジサンだからダメだと。その差別 が彼女らしかった。
彼女はあくまでも面 食い。ハンサム所の男優を3人集めて、彼女に選ばせる。で、選んだ男優は一番普通 のヤツだった。一番のハンサムは愛撫が雑だからイヤだそうで、あくまでも顔ばかりではないんだな、と次元の低いところで納得した次第。
この日、スタッフで村田(東大出身で現在某音楽出版社勤務のいい男)を呼んでいた。おそらく彼女が気に入るだろうという読みで。その二人だけでカラオケにデートさせる。二人にはもし今後、個人的にデートしたいなら、カメラが回っている所でHなことをしろと指令を出しておく。後でテープを観たら凄くHな雰囲気。彼女は案の定村田を気に入り、BOXの中でペッティングまでしてやんの(笑)。今までにないいい表情。しかし顔がいいというだけで、こうもインスタントに心を開くというのも何なんでしょうかねぇ。確かに私自身も可愛いのに越したことはないけど、二人は滑稽でもあった。ストイシズムの美学に憧れます。(自分の反省も込めてます)
最後は彼女お気に入りの男優・青木達也との二人きりのデート。ここでも彼女は仕事というよりプライベート感覚。彼女のNGの生でやったり、顔に出したりしたそうです。
彼女にとって三本目のこの撮影はとてもやりやすく、楽しかったそうです。
最後に苦言。三日間の撮影中、彼女は合計7、8時間(!)の遅刻をしている。仕事でもプロ意識に欠けるところがあり、頭を悩まされた。プロ意識がないということは逆にプライベート感覚を狙いやすいということで、それを利用させてもらったりはしてるし一概には非難できないのだが。ただ、最近こういう娘が非常に多くなってきた。コギャルの台頭くらいからかな。コギャルを非難するのは容易いが、それを許しているのも我々つまりは私自身でもあり、この先どうなってしまうんでしょうね。行き着くところまで行ってしまえ、とも思うし。複雑な気持ちです。