「ストーカー 北原 梨奈」(仮題)
(96/12/22)
(ザウルス・監督 松井秀明)
久々に私がプロデュースに回った作品です。今回私が監督しないのは、楽をしたかったためです(笑)。だって、監督作の本数が許容量を越えてるんだもん。
さて、今回はストーカーものです。TV「ギルガメ」にも出ているAVギャル梨奈ちゃんが実はストーカーに狙われていた!
我々は当初梨奈ちゃんのプライベートビデオを撮るつもりでした。彼女の家までおじゃましてカラミを撮ったりしていたのですが、後日彼女に不審なビデオが送られて来ました。そのビデオには彼女が以前住んでいたマンションが写っていた!
後、気持ち悪いのは我々が彼女の家で撮影したのをその男は知っていた!!
その頃、どうやって調べたか彼女の家に危なそうな電話がかかってくる。「今日、○○ちゃん(梨奈ちゃんの本名)をずっと待っていたんだよ」彼女はもちろんそんな約束をした覚えはない。その声にも心当たりはないらしい。
そういう状況になった以上、私は単なるプライベートビデオではなく、ストーカーに狙われたAVギャル梨奈をドキュメントする方向に路線変更する。
一日10通のファンレターを送って来たり、全国どこのサイン会にもやってきたりするファン(いるんです、ホントに)がストーカーではないかと我々はまず疑う。本当は映画のように犯人探しをしたいところであるが、そんな力も時間もないので、実際に起こった事実だけを追いかけることになるが、大きな問題にぶつかる。梨奈ちゃんの協力が得られなくなってしまうのだ。これ以上プライベートなことに関わって欲しくないと。
最後にその犯人の部屋が写し出される。その男は梨奈ちゃんの「事件」で警察に収監されている! その部屋には梨奈ちゃんのポスター・サインが張られ、彼女のあらゆるグッズ・雑誌等がある。その中に「事件」を写
したビデオがあった。電気の点検員と称し、彼女の部屋まで上がりこんで鞄から盗撮したビデオだ。それには、梨奈をレイプする映像がダラダラと入っていた。
目次へ