スーパービッグモーカル 6月2,3日
日本の最高学府の大学院を卒業して超一流企業に就職した村田(このホームページを立ち上げてくれた人物でもある)。その彼がアルバイトに来て「一日寝ていた現場だった」と言われた撮影が、この作品です。
女の子は渋谷をうろついているようなギャルの青木沙彩(19)。彼女のよくする会話はクラブやファッション・流行の歌・食べ物などで、40を越した私とは話が合うはずもなく、無理に彼女に合わせようとして村田に笑われる。必然的に彼女と話が合うのは若い男優や村田。
思い返すと沙彩のデビュー作(「気まぐれReflex」)を撮った時は最悪だった。“北風ではなく太陽”になって沙彩を包み込み、AVギャルとして自信をつけさせてあげようなんていう老婆心をもった私がいけなかったのか、彼女は自分の理想的なAVギャルにこだわり続け、沙彩と私は平行線をたどったまま最後までぎこちなく終わった。今回の撮影は私としてもリベンジであった。
今回、沙彩はすっかりAVギャルになっていた。二本目(「こっちへおいでよ」井口昇監督)で殻が破れたらしい。中年との不倫や3Pなどを思い切り演じた。なんの問題もなかった。しかし私とはディス・コミュニケーションが続く。同じく開放的だったのが村田。長く付き合っている可愛い彼女がいながら美人のメイクさんに「パンツを縫ってくださいよぉ」と(毎度であるが)迫る。「一日寝て」いられるような撮影を公私共に楽しんでいました。