「エロ塾」

バズーカ 9月4〜6日

監督・村岡 哲也


タイトルが凄いでしょ。もともとこの企画は処女を捨てた後でやりまくる時期が女(男)の子にはあるでしょ。それまで大事にしてきたものの価値観が喪失後にくずれ、好奇心だけで行動してしまう。決して淫乱ではなく、単に好奇心。その時期の女の子にスポットを当てた企画で、私のタイトル案は「濡れはじめの女たち」「ヤリヤリガールズ」「新鮮一番絞り」。この企画は私の発案によるものでちょっと気に入っていたんだけど、メーカーの手に渡ると「エロ塾」というタイトルになる(笑)。3コーナーに分かれ、1コーナーを私が、他を長いことウチのADをしていた村岡が担当しました。


4日

ロン毛が大好きな美容師・宮川瞳(22)。どのくらい好きかというと、ロン毛のお客さんには切らない方がいいと諭すくらい好きだそうだ。処女喪失が去年(21)で、現在までの男性経験数は4、5人だが、SEXフレンドがもう二人もいるし、AVギャルになってやりまくるのを楽しみにしている好奇心旺盛な女の子。浦和レッズの岡野の大ファンなので浦和でロン毛を逆ナンしました。(私はロケに参加してないので写真ナシ)


5日

私のパート。この企画発案の素材となった女の子・清水麻衣子(19)とヤリマンの白井なつ(18)。清水は処女喪失(18)後、数人の男と関係を持ったがSEXが「嫌い」だと言う。一方、白井は喪失(16)後やりまくり体験数も50人を越え、AVには有名男優とやるために入ってきたという好き者。この両極端の二人を一度に集め、白井のSEXを見た清水が変わるという計画で、俺が変えてみせると思っていた。が、蓋を開けてみると清水の「嫌い」という意志は固く、撮影も1秒でも早く終わってほしいという感じ(笑)。彼女の気持ちを解放させようと使った(個人的に口説く)奧の手もさっぱりダメで、みんなが酒を飲みながらしてくれたアドバイスも馬耳東風。もうこうなったらヤケクソで最後は花岡じったにレイプしてもらう(笑)。「俺が変えてみせる」と30分前まで言っていたのに。俺もいい加減なサイテーな男でした。


6日

撮影一ヶ月前に処女を喪失したばかりの若菜玲美(18)。同じ大学のサークルの彼氏とは別の男としてしまったという。その10日後、また別の男と二人目というか二度目のSEX、なんとアナルまでしたらしい!。憑き物が落ちたようにやりまくっている。そして撮影を迎える。とにかく好奇心が旺盛で恐い物なし(笑)。外でバイブでいたずらの後、スタジオでアナル攻め。三度目のSEXがお気軽AVでアナルバイブだもんね。これからどうなるのでしょう、彼女は。おそらく普通に大学を卒業し、OLになって普通の結婚をして、適当に子供を産んで、ごくごく普通の生活をしていくのでしょう。彼女にとってAVは本屋でたまたま手に取る本程度のものなんでしょうね。単なる気紛れの一つ。でもそんなことをさせている俺も俺ですけど。男優とのSEXで初めてイク。初めてのAV体験を楽しんでいました。

撮影後、みんなで酒を飲んでいる時に彼女が「実は嘘ついてた。本当はプロダクションのマネージャーと付き合ってて、Hした人は彼だけだったの」だって。嘘ついてるのが辛くなったと白状してました。それを聞いて納得。一ヶ月前に処女を喪失したばかりで誰とでもやるなんてね。普通の女の子に少し近づいたように見えた私でした。でも「普通」ってなんなんでしょうね。


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