「最新Get&FucK情報 
わくわくインターネット講座
何でこんなにすぐヤレちゃうの〜」

3/27,5/28(V&Rノアスペシャル)


お待たせしました!! 私のホームページで男優や女の子を募集していた作品が出来上がりました。狙いはヤラセではない、インターネットの楽しさが伝わるような作品です。


この作品はホントに辛かった。インターネットといってもそれで女の子をスカウトしたことはないし、もちろん応募もない。(男の応募者は腐るほどいるのに) さあ、どうしようと思っていたら身近なところでインターネットにハマっているAVギャル(?)がいた。私の作品に出てくれたことのある元人妻・倉田涼子だ。彼女はチャットに凝っているという。そのチャットの常連たちに撮影の協力をお願いし、男優は私のホームページで募集することにする。(英語版にも募集の掲示を出す) 

「男優希望者は○月○日、新宿のスバルビル前に朝○時集合」とだけ載せ、何人集まるか分からない撮影当日を待つ。私のページのヒット数は決して少なくないので、20人くらい来たら面 白いだろうな、と思っていたが甘かった。来たのは4人だけ(笑)。平日だったのもあるかもしれないけど、自分のページの動員力はそんなもんだったんですね。ちょっとガックリ(笑)。

撮影は基本的に4人の希望を叶えつつ、現場をチャットに生中(文字だけだけど)してチャットの人たちのアイデアなどを取り入れる。内容はSEXあり、SMありの何でもあり状態。一人最後までサービス精神で頑張ってくれた倉田さんには感謝・感謝。面 白かったのはチャットでこちらの情報を流しているのに、現場に電話をかけてくれる人が多いこと。やはりアナログになってしまうところが人間らしい。一人女子高生が電話してきて、ADの村田が舞い上がり、現場を無視して個人的に口説いてやんの。

この撮影は出演者以外のそういう寄り道部分が多く面白かった。一種のお祭りみたいで。


で、次に何を撮ろうか・・・ が、誰を撮ったらいいのか全然浮かばない。やはり次はインターネットから出てきた女の子を撮りたい! 女の子をゲットするために色々なことをする。「じゃまーる」に“AV監督悩み相談”(笑)を載せたり(メールが来たのは野郎から一通のみ)、「映画のメーリングリスト」を作ったり、あちこちの交際ページに女の子を紹介してもらうように画策したが、まったくダメ。しばらく撮影が進みませんでした。


が、一人の女の子からメールが来る。「撮影現場をみたい」と。とりあえず現場に呼んであげて、おそるおそる撮影させてもらえないかとお願いする。(内田有紀似の可愛い娘!!内田ゆみと命名) 「私、SEXが苦手なんです」?! 以前、二人の男に犯されたことがあるらしい。完璧に男性不信だが、「その不信を撮影で治したい」という私の熱意にOKしてくれる!!顔出しもOKだって。でも、どうしてもイヤだったらSEXまでしなくてもいいという条件付きで。私との話でAVに対する偏見がなくなり、逆に自ら出演したいと思うようになったと。この娘ちょっと変わってて、私の態度というか、生き方の説得力に憧れたという。単なるエロ監督なのに・・。「監督が普通の人だったらビデオ出演はしなかった」という。「もう、普通 の人たちとは付き合いたくない」とも。表ではいい顔をしながら、裏では舌を出すような人が多すぎて信用できないらしい。「普通 」ではないと言われた私としては複雑な気持ちだったが。

こういう撮影の男優はやはり加藤鷹。気持ちの解放を目指す人。一時間以上もお話したが彼女の顔は暗くなるばかり。加藤君は相手に構わず、自分の世界を展開するところがある。(後で聞いたら、帰ろうと思ってたそうです) たまたま撮影見学に来ていた風吹あんな(監督)が助け船を出してくれる。「鷹さんは女の子の話を聞いてあげないからダメ」とピッチャー交代。

で、いろいろ聞いていくと彼女は処女だった。前の二人は貫通してなかったみたい。結局、加藤鷹で処女喪失することに。もう大変だった。すぐにアソコが痛くなったり、逃げようとする気持ちから手が動かなくなったり。SEXは射精までいかず、口で出してあげる。口で出してあげた彼女の嬉しそうな表情。それが印象的だった。

メールのやりとりは情が出てくる。撮影前にしたやりとりで私と彼女には特別な感情が芽ばえていた。


目次へ