1/17,18,19,2/28,3/1,4/26,27(バズーカ)
やっと終わったぁ、という感じ。編集を入れれば5ヶ月かかりました。テーマは「日本お国自慢」。それぞれの地域性を出しながら素人の女の子たちを撮る、という企画です。行ったのは福島(郡山)・名古屋・博多の3カ所。
1、福島(郡山)
なぜ郡山かというと男優でセルシオ渡辺というのがいて、業界の女の子たちの評判がすこぶる悪い。で彼の出身地は郡山、ということで決めました。素人ナンパビデオだと、ナンパ師の男たちのドキュメントになるので、だったら「面 白い」ヤツがいいのです。どんなに評判が悪いか描いてやろう、とプロデューサーと私と三人で行きました。
普通二泊三日で最低2人はナンパできるのですが、郡山はきつかった。私とセルシオはテレクラに見切りをつけ街頭ナンパに切り替えるが、全くダメ。郡山のテレクラはサイテー。協力どころか撮影機材を見るや、「出てけ!」だと。北海道の釧路のテレクラもひどかったが、なんで田舎は排他的なんだ。(だから田舎なんだよね) セルシオもセルシオで、未成年の女の子をたまたま引っかけてしまうが、後で遊ぼうと電話番号聞きまくる始末。最終日になっても誰一人アポなし状態。
が、最後の最後で踏ん張ったのは渋川プロデューサーでした。テレクラ一筋にこだわり続け、20代の看護婦さんをゲット!! 「援助交際よりAVの方が安心だと思って」だと。泣かせてくれます。あまりに嬉しくデジカメ撮るの忘れました(笑)
実はセルシオもその頃30代の人妻をゲットしたのだが、「絶対にSEXまで持っていけ」という監督命令を無視し、ヌードを撮っただけで終わりやんの。(彼女はSEXまでOKしていたのに!)「後ろ姿は綺麗だと思ったんですけど・・・」だって。自分の趣味で女を選ぶなっちゅーの。男優だろ、お前。編集で思いきり苛めてやります。
2、名古屋
ここはホッと一息の片山みゆきちゃんのコーナー。「童貞喰い」で唯一童貞君を男にしてあげることのできた可愛い女の子(19歳)です。
まずは逆ナン。彼女の不安を吹き飛ばし、二人目で逆ナン成功! ホテルに連れ込みH。
ホント、逆ナンって楽だよね。郡山の悪夢がウソのよう。だって二時間くらいで撮影が終わっちゃったんだもん。男って欲望の固まりなんですね。
翌日、彼氏とのプライベートSEXを撮りにウサギのいるみゆきちゃんの部屋に行く。彼氏はなんと50歳!!だって。17歳の時にテレクラで知り合ったそうです。彼氏の会社は当時負債があり、彼のために高校を中退してAVの仕事を始めたという。その彼女は現在「現役女子高生」なのだ。高卒だけはした方がいいと彼氏のアドバイスで今は定時制高校に通 っている。制服を着てもらうがルーズソックスは履かないという。「制服って身体にピッタリ合うように作ってあるのに、何故わざわざ作り変えなきゃいけないの。」さすが元生徒会役員、ホントいい娘です。いまの女子高生たちに聞かせたい。彼氏は奮発していろいろな体位 でSEXをしてくれました。
3、博多
メディアステーションの博多出身のAD・田中の実家に泊めてもらいながらの撮影。田中の両親は息子がAVメーカーに就職したのを既に知っていて、(仕方なくも)応援してくれている。博多の空港に着いたら田中のお母さんが出迎えに来てくれていたのは笑った。「お国自慢」なので昔の女友達をAVに出てもらおうと田中はいろいろ画策したが、全員拒否。やはり両親と友達は違う。
街頭ナンパから。街頭ナンパしたことがないという田中の尻をひっぱたきながら一人ゲット! 20歳くらいの巨乳! ホテルでH。やはりナンパはこうじゃなきゃ。いつも思うけど博多は本当にいい街だ。電話番号を教えると「ごめんなさい、やはり私できない」とわざわざ電話してくれる人もいる、人情に厚い街です。
翌日はテレクラへ。郡山と違って博多はテレクラ自体も明るい。「ミントC」の撮影協力を受け二人も同時にゲット! 田中のナンパした女は元AVギャルという(なんかヤラセに思われそうだけど)。だから顔出しもOKの可愛い娘です。私のナンパした娘は23歳の風俗嬢。ここは二手に分かれてハメ撮りをしたいところですが、私の彼女との約束で私は男優NG。そこで田中と女の子二人との3P。田中は張り切りすぎてユンケルを4本飲み、逆に調子が悪くなってやんの。バカなヤツ。
田中はAVの世界に入って展望が開けたという。AVも世間に認知され、AVギャルに応募してくる女の子も大勢いる。その楽しさを博多の友達とも共有したいと言っていたし、前の彼女を口説いたりしてたけど、やはり俺達は世間からしたら「ハミダシ者」。はみだしている分、自分本位 で楽だったりするけど、一般人との距離感がまだ分からない田中には友達を失うことになったかもしれない。これは一つの青春が終わった男のドキュメントになるでしょう。