ようやくパソコンを買いました。今まではやっと覚えたワ−プロでこの日記を書いていたんですが、自分に届いたメ−ルを読めないもどかしさがあり買うことにしました。
この文章は初めてパソコンで打っています。
で、12月ですが撮影が1本しかなかったので今回は私のプロフィ−ルを紹介しようと思います。私がこのAV業界に監督として入ったのが'83年なのでもう13年になります。「ビデオスキャンダル」(VIP)という作品でデビュ-しました。その当時、風営法改正前で風俗業が一番盛り上がっている時期で、スカウトした女の子に竹下ゆかりがいるといったら、その頃の雰囲気がわかる人もいるかもしれません。そう、風俗の女の子を取材した作品だったんです。以降、200本以上のAVを作っております。その全部を列挙することは忘れてもいるし不可能なので、主だった作品を以下に挙げときます。知っててくれたらうれしいな。
「淫絶11日間 同棲」VIP
「川副ひとみは今日も行く」宇宙企画
以前‘月刊プレイボ−イ’でプレイメイトとして有名になったクリス青木のAV 時代のハチャメチャやりまくり作品
「豊丸スキャンダル」宇宙企画
あの豊丸さんは4〜5本撮りましたが、これが一番おもしろい
「毎日がレイプ通勤」VIP
一人のOLが通勤中行く先々でレイプをされるというゲリラ撮影の私の代表作
「ナマ本番 同棲」ロッポニカ
今はなき元日活のキネコ作品
「高槻 彰の危険な映像」VIP
私のプライベ−ト的なノリの作品
「松本 竜助 徹&ミミの特出し劇場」ジャパンホ−ムビデオ
あの伸助&竜助の竜助さんが出た作品(監修・竜助となっているが全くのウソ)。
徹&ミミという(ストリップで白黒ショ-をしている)恋人カップルがビデオ男女優と恋人交換したところ、徹が怒りだし暴力沙汰になる。そして話は徹の生き様にまで迫る人間ドキュメントとなる。この男がヤクザの鉄砲玉みたいな男なんだな、これが。
「馬なみ」宇宙企画・カンノン
バブルの頃、ビデオが売れまくっていた時代、私の個人レ-ベル‘カンノン’で好き勝手やったうちの一本。女の子3人をそれぞれチ−ムにして競わせるゲ−ム物。競わせたのが募金である。街にいる男たちに声をかけ、要は売春。どのチ−ムが一番金額が大きかったかで勝敗を決める、というもの。この作品を最後に‘カンノン’は終わる。
「NGナシ」宇宙企画
‘いつでも、どこでも、誰とでも’をテ−マに朝比奈めぐみというガッツのあるAVギャルがホ−ムレスとSEXしたり、外でしたりとかの滅茶苦茶ゲリラ撮影。この作品でしばらく宇宙企画の仕事を干されてしまう。
「緊縛療法」シネマジック
処女膜強靭症というSEXができない病気の医大生はそれ故SMにはまっていた。不幸を一身に背負ったような彼女は未だ気持ちを解放したことがなく、初めての本格的なSMでそのトラウマが落ちるように、ムチにはまり、生まれて初めて自分を解放することになる。このあたりから、私の作品作りが変わってくる。
「便器が出るテレビ」ジャパンホ−ムビデオ
応募してきた素人、卯月妙子という美人でありながら稀にみる変態のドキュメント。彼女はウンコ・ゲロ・ゲテモノなど異常な物に興奮するタイプ。
12年間の監督人生の中でこんな人は初めてだった。