「真夏の本番」

真夏かがりを最初にスカウトしたとき「本番」をはっきり断られる。 なら、というのでイメージビデオを作ることになったのだった。(「すごいからだ」 の誕生となる)

一本目を撮り終わり、次はAVだろうと交渉したが「まだいや」だと断られる。同じ物 を撮っても仕方ないので、ならパイズリ解禁しましょうかと。いつになったらAVが撮れるのか分からないので、 ラストシーンにセックスシーンを匂わせて終わろうと、つまり「次はAVだよ」とお客さんにイメージしてもらおうと彼女に納得してもらう。 前作「真夏のパイズリ」は、お客さんにも、またかがりちゃん自身にも「次はAVだ よ」と認識してもらう裏の意味もあったのだった。
三本目になり、ようやく本番OKとなりました。ただ正直どこまで撮れるか分からなかった。今回は博打(バク チ)だった。本番はしたものの、感じないことも考えられる。あるいは痛くなって 「もうダメ」ってなることもある。彼女もだろうが、私も不安だった。彼女がセックスで感じやすい女とは思わなかったのだ。
撮影当日、パッケージ撮影から始まる。表情がいままでで一番いい。撮るごとに女は 綺麗になる。 撮影は男優による“性感チェック”から始める。かがりは笑っちゃってダメ。感じな いでなぜ笑ってばかりなんだ? しつこく責める。笑いながら感じ始める。そうか、笑ってごまかしてるんだ!笑おう とするが感じちゃって笑えなくなる。 AV女優は感じるのが当たり前。でもかがりは違った。人前で感じるのが恥ずかしいん だ。まだちゃんとセックスにおける羞恥心が残ってるんだ。だからAVに出ることに抵 抗があったのかも。「骨抜きって、こういうこと?」という名言を残しながらイッて ました。
男優との初カラミ。こんなにかがりが感じるとは思わなかった。腰を浮かせなが ら突いてもらい、大きい声を出す。撮影前の不安は吹き飛んだ。
二日目はカンパニー松尾監督によるイメージ撮影とハメ撮り。大勢のスタッフに見ら れたくないというのが彼女の希望でもありました。ここでもかがりはヘロヘロに。 「プライベートで感じなくなったらどうしよう・・」と真顔で相談されました。

こんなにかがりがエロだとは知りませんでした。彼女の新しい魅力を知りました。 一つ断っておきますが、本番さえすればエロということではありません。ここで言う エロとはセックスに魅力があることです。かがりは演技をしておりません。そんな余 裕などないはずですから。彼女の「素」が見えてくるのです。 その「素」はとても可愛い女でした。

 

追伸
今回はいかに本番を成功させるかに主眼を置いていたので、パイズリはあまりできませんでした。次にご期待下さい。